成長・幸せの複利計算
アル・ゴアの元スピーチライターでベストセラー作家のダニエル・ピンクの最新刊は「Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us 」。「Drive」はモチベーション(動機付け)の心理学についてのノン・フィクションです。
「Drive」の肝は、モチベーションには3つの段階があるということです。
―モチベーション1.0(basic operating system):衣食住を満たすための生物としての基本的欲求に対する動機付け
―モチベーション2.0(the carrot and the stick / reward and punishment):ボーナスまたは罰金による金銭的動機付け
―モチベーション3.0(Internal motivation / mastery):人間的成長、知的興奮、社会への貢献などより高い次元での意味付けを持たすことによる動機付け
やる気の正体:ダニエル・ピンク「Drive」
ハーバード大学医学部留学・独立日記
上記ブログで、三つ目のモチベーションを維持し、自己の成長を促す2つの魔法の質問についてのビデオが紹介されていた。
Two questions that can change your life from Daniel Pink on Vimeo.
What's my sentence?
Was I better today than yesterday?
この二つ目はまさに魔法の質問だ。
今日は昨日よりもほんの少し(0.001%)だけよかった(成長した、幸せだった、充実していた)とすると、10年後には38.3倍だけ、20年後には1471倍だけ、今よりも「いい」毎日が送れていることになる。
寝る前の問いかけの習慣をつけてみようか。