寝歩車で思いついたアイデアの覚え方

リラックスできる場所,寝るとき,歩くとき,車や電車で移動しているとき,あるいは風呂に入っているとき,そこでアイデアを思いついたら,即座にメモをするのがアイデアを活かす定石だ。人の短期記憶はそんなに良くできていない。ただ,どうしてもメモができない状況にいた場合,記憶する必要がある。その時のポイントは2つ。アイデアの数を覚えることと,アイデアに名前をつけることだ。数は5つまでにすること。5つまでならぱっと覚えられ,忘れた時にもその数が強制力となって思い出しやすい。名前はラベルとしてそのアイデアの中身が関連付けられ,忘れにくくする効果がある。

最後に,どうしても思い出せないときは,それは思いだせない程度のアイデアだったとあきらめ,新たに気付きを得ることに注力したほうがよい。そうすると,気持ちを切り替えることで,また新しいアイデアが浮かぶし,案外ふとした瞬間に思い出すこともあるのだ。