「はてなbook(仮称)」の効果−知識の調査と理解をサポートする


やりたいことが10個あったとして結局できるのは2つか3つで述べた知識習得の3段階:(1)調べる (2)理解する (3)生み出す
の中で(1)から(2)の「関連付け」の段階までを補助するプラットフォームとなりえるのが,「はてなbook(仮称)」のプラットフォームではないか。コンセプトは,グーグルが検索ノイズを除去するために人力で貼られた「リンク」に着目したこととは少し違うが,知識間のリンクを(人力で)可視化することだ。

例えば,(2)の「関連付け」の段階が研究活動の3分の1を占めるとして,それが半分の時間で達成されれば,17%の時間を(2)以降の段階に再配分できる。