インタビューの方法論−仮設したシナリオとの違いが発見

これも2008年5月ごろに某記者の方とお話をした時の気づきです.

インタビューの前には,やり取りを想定して質問とその予想される解答を考え,シナリオをたてます.もちろん,本番のインタビューではそのシナリオ通りに行くことはまずありません.ですが,シナリオを考えることで,新たな発見を際立たせ,話題の方向性を明らかにできます.

シナリオを考えると,自分の知っている部分と知らない部分が明らかになります.そして,本番でシナリオを違う部分が出てきたら,その部分が新たな発見,突っ込んで聞くべきところで,その部分を追及していけばよいのです.

こうして考えると,インタビューも仮説・検証のプロセスの一つだと捉えることができます.