収束期の発散戦略-leap flogging-

昨日,大学の先輩でもあり,留学プログラムの先輩でもある方とお会いした.その中で印象に残った言葉がleap flogging だ.

自分はこの1年は学業に集中する(しなければいけない)ために,時間の使い方を収束させている.具体的には,研究のために,週50時間を確保し,その他の時間を大幅に削っている.戦略とは,「しないことを決めること」だそうだ.

そういう状況だからこそ,重要になってくるのが,自身の思考やネットワークの発散の機会だ.そこでの出会いが刺激となって,非連続の変化を自身にもたらすことがある.これが前述したleap floggingだ.

収束期にいかに戦略的にleap floggingの機会を確保するか,収束と発散のバランスをいかに取るかが今後の課題だ.人とのつながりを維持するためにはそれなりのコストが必要だ.だが,1次でつながる人(直接の知り合い)の数だけでなく,2次でつながる人(知り合いの知り合い)の数を考えれば,コストを抑えつつ,発散に必要なネットワークを維持することはできる.一つの方法としては,情報のハブ,人をつなぐハブに位置する昨日の先輩のような方と出会う機会をなるべく多く確保することだろう.ネットワークのハブとなる人と1次のつながりを維持できるように,そしてハブとなる人とより多く出会えるように限られた時間の中で行動していきたい.