精緻な自家製MBAプログラムのすすめ―企画書

まず,不完全な企画書として考えるべきことを5W1Hで整理してみる。


WHY(共有する目的)
MBAやその周辺知識についての知識を得たいというモチベーションがあるだれもが,自学自習できる精緻なMBAカリキュラムをweb上で編纂する


WHAT(何を共有するのか)
大学で教えられているMBAの知識とスキルを身につける手段を共有する。具体的には,教材,指導方法,指導者の3つだろうか。
教材:教科書(その分野の内容に漏れがない本),参考書(内容の理解を助ける本)
指導方法:初学者,MBA入学志望者(基礎知識あり)の2つのレベルに適した教材の提案(各分野において教材を使用する順番や,教材が対象とする人の明確化)
指導者:その分野の第一人者,自学自習を進めようと思ったときに今後ウォッチすべき人


WHO(誰が編纂するのか)
モチベーションがある人ならだれでも


WHO (誰を対象としているのか)
セグメント:MBAMOTの大学院に入学しようと思ったこと一度でもがある学生や社会人(既習・未収は問わない)
コアターゲット:梅田望夫さんの精緻なMBAカリキュラム自家製のすすめを読み,共感した人(はてなブックマークをしている28user + α)


WHERE(どこで編纂するのか)
web上のプラットフォームを用いて


WHEN(いつから編纂するのか)
プラットフォームが整い次第


HOW(どのような仕組みで編纂するのか)
未定

プラットフォームで解決すべきキーワードは3つだ。
・誰でも参加できる(無料で登録すれば,というのもありか。。。)
・体系化できる(カリキュラムなので)
・ノイズを除去できる(玉石混交から石を取り除く,あるいは玉に対する石の割合を極端に少なくする)

<候補>
wiki
はてなダイアリー
はてなブックマーク
・Media marker
はてなグループ
はてなスター
google site



英語圏の「独走」を許す「パブリックな意識」の差
「プラットフォームの力」というのはすさまじい。特定の組織のイニシアティブで何かが執り行なわれるときにかかるコストと達成スピードは、だいたい想像できる範囲にある。しかし誰もがその上で自由に何かができるプラットフォームが生まれると進化の在り様が一変する。


という梅田さんのエントリーから刺激を受け,プラットフォームは誰もがその上で自由に編纂できるオープンな仕組みを考えている。その際の問題点は三つ。いかに巻き込むか,いかに集合知に集約するか,それと,いかにノイズを取り除くかだ。

次エントリーでその問題点について考えてみたい。