毎日書きつづけることは簡単−何も気づかない日など無い

OUTPUTを続ける具体的効果−アンテナの感度が高まるで述べたように,OUTPUTを続ける効果は大きい。毎日続ければ,書きためた文章と高められたアンテナは自分の財産になる。書きつづけることの障壁は,書くネタの有無ではなく,OUTPUT(書くこと)に費やす時間がないことだ。16〜18時間も起きていて,何も気づかない日など無いだろう。

OUTPUTの中で一番時間がかかるのが,文章化の作業だ。そこで,OUTPUTの時間を短縮するためには,隙間時間に作業をできるようにプロセスを細分化することと,プロセス分断による思い出しコストを下げることが有効だ。

現時点での自分のルールを書きとめておきたい。

1.アイデアを思いついたら,その場で骨組みを考え尽し,紙に書き落とす。(10分)
2.文章化をいつするか決断する。「今やる」,「あとでする」,「他人の文章を引用する」
 ・「今やる」:深く考える必要のないもの
 ・「後でする」:内容について深く考える必要のあるもの。後でする時の優先順位の基本は,直近のものから。(古い順ではない)これは,思い出しコストを削減するためだ。
 ・「他人の文章を引用する」:すでにネット上に存在していて,検索してすぐに出てきそうな内容のもの
3.文章化をするときは,時間を区切って行う。たとえば,ネット検索10分,書き出し20分,推敲10分といったように。

(注)一つ一つの細切れ作業は,短時間でそれのみに集中してやりきるように心がける。