2009年,出会いたい人

出会いたい人は梅田望夫さんだ。

そもそも会ってどうしたいのか,その目的は
・10年後世界はどうなっていくのか
・今23歳の自分がその10年後の世界,33歳になったときに社会に有意な人たるためにはいまどしたほうがよいのか
話をしたいからだ。

そういえばネット(出所を忘れてしまった)で

1. 自分が会いたいと思っている人を三人書き出してみる。
2. その人たちはどういう人に会いたいと思っているか書き出してみる。
3. そういう人に自分がなるために今日、何ができるか考えてみる。
という3つのことが紹介されていた。

そこで,梅田さんはどのような人に会いたいのか,そういった人たちと自分とのギャップを埋めるにはどうしたらいかを考えてみる。

梅田さんは年上の人と会うのを止め,サバティカルに入ってからは若い人たちと積極的に会うようにされているそうだ。なぜ若い人と会うようにしているのか。
・おもろいやつを世の中に増やしたい
・日本から日本の外で活躍する人材を増やしたい
・そんな人たちと関わることで自分も楽しいし,また刺激を受けたい
こういったところだろうか。

では,おもろいやつ,活躍する人材とは具体的にどんな人のことだろうか。
資質としては,外向き志向,チャレンジング,ポジティブシンキング,他責NGなどを持ち,知識や興味としては,ネットの与える影響,世界の仕組み,起業といったところがキーワードか。

だが,ここまで考えて,会いたい人に求めるハードルをクリアすることよりも,あってからどうするかの方が重要だということに気づいた。思いはあっても具体的な話ができるほどの知識が今の自分にはない。だから,とりあえずは,日本に帰った4月から,とりあえずひたすらINPUTを増やし続けること。そして,リアルの世界でのOUTPUTを増やすことを心がけたい。


さて,会いたい人に求めるハードルは一応クリアしたとして,じゃあどうすれば会えるのか。

会うために自分でものすごく努力することも必要だが,周りの人をうまく巻き込んだり,紹介してもらえるならば,そのほうが楽である。ようは目的を達成することが大事なのだ。ここでは,(期待も込めて)社外取締役としても関係のある「はてな」を巻き込みたい。

というのも,これを企画した「はてな」の目的の一つ,面白い記事を書いた「学生」向けに,ネット上のソーシャルなつながりをリアルの世界と相互還流させるおもしろい企画のネタとニーズ調査があるんじゃないかと感じたからだ。

直近の目標として,かなり古いが
はてな流の拡大路線とは・近藤社長に聞く

「コアユーザーである登録ユーザー300万と、はてなにアクセスするユニークユーザー2000万人」

を挙げられていたが,この「新春はてなダイアリー書き初めキャンペーン」は,そもそも新規ユーザーにその存在が伝達される経路が無いので,新規ユーザー数を増やすことには効果はないかもしれない。それよりも,挙げられている5つの項目


• 2009年のあなたの抱負
• 2009年あなたが出会いたい人
• 2009年あなたと京都
• 2009年最初の写真
• 2009年あなたの就職活動

から考えるに,ターゲットユーザーは20代や30代の若い人が中心なのではないだろうか。そして,2番目の「あなたが出合いたい人」というテーマを設定した背景には,おもろい記事を書いた人たちと,本社のある京都というリアルの世界でなにかおもろいコラボレーションができないか,ネット上のソーシャルネットワークとリアルの世界を相互還流できないか,という意図があるような気がする。(希望がほぼ大半を占めていて,あくまで「気がする」だけだが。)

もし京都であったら,地理的には近いからうれしい。さー,なにか企画があるのでしょうか。