日記

マラソンは次の角を見て走る

そういえば,去年の今頃は,アルプスに登って,バルト三国とポーランドに旅行して,バカンス三昧だった.ベルリンマラソンを走ったのは10月頃だったか.はじめてのマラソンの経験は人生観を変えた.苦行にも似た行程を沿道の応援を受けつつ,他のランナーに…

ライフネット生命出口社長の授業と講演会

6月16日(火)昨日はとても有意義な一日だった.13時に副指導教官の先生に相変わらず自分の無能ぶりをさらけ出し,叱咤激励を受けた後,インターンプログラムの先輩であるG氏の紹介により,ライフネット生命の出口社長の授業と講演会を拝聴してきた.まず,…

人類の叡智とタイムリミット

アインシュタインが相対性理論を発見したとき,あと数年遅かったら自分もそれにたどりついていただろうとその分野の権威は述べたそうだ.いかなる天才とはいえ,その人がいなければこの世に存在しえないものなどないのだ.ただ,人類にはタイムリミットがあ…

一週間の時間の使い方(2009年前期)

新規ラインの設計−社長の前で話をする

3月の第1週目は,顧客の新規のオーダーを獲得するための生産プランのプレゼンのために,新規組み立てプロセスを設計した.二人チームで作業したのだが,その際には,生産予定機の設計図を基に必要労働力を計算し,リードタイム,マテリアルフローを含めてプ…

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチ

【翻訳】 『スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチ』himazu archive 2.0【原文】 'You've got to find what you love,' Jobs saysアップルのCEO,Steve Jobsのスピーチを聞いた.ガンの手術後復帰したと思ったら,今また体調不良であ…

昼寝は15分か90分

今日は昼寝をしすぎた。反省。 昼寝をするならば,脳が睡眠状態に入ってしまう前に15分で起きるか,ノンレム睡眠とレム睡眠の1周期90分たってから起きるかのどちらかでないと非常に寝起きが悪くなって効率が悪い。

ビザが無いから強制退去?

【経緯】 1.渡航前の情報 基本的にはオーストリアはカレンダーイヤーに(1月から12月の間までに)6か月以上滞在しない場合はビザが必要ない.しかし現地の担当官によって対応が違うので,現地で確認することが必要.2.オーストリア着(8月) 8月5日に住民…

言語ができたらもっと働けるのにという言い訳

今更だが,ドイツ語ができたらもっと働けるのにという反省の感情が自分の中に湧きあがっている。だが将来ドイツ語はほとんど必要ないだろうと思って自分が必要だと思う以上には努力をしなかった。それは,怠けと言えるかもしれないが,一番の原因は自分の認…

2009年,出会いたい人

出会いたい人は梅田望夫さんだ。そもそも会ってどうしたいのか,その目的は ・10年後世界はどうなっていくのか ・今23歳の自分がその10年後の世界,33歳になったときに社会に有意な人たるためにはいまどしたほうがよいのか 話をしたいからだ。そういえばネッ…

博士課程に進む理由−影響を受けたもの

後で振り返る為に,2009年1月15日(阪神大震災が起こった1月17日の2日前だ。)に,自分の今後5年のキャリアに影響を与えたであろうブログのエントリーをまとめておこう。そもそも日本にいるときは海外の大学院に進学することなど少しも考えなかった。8月から…

自分のためならば怠けられるが,人のためならば怠けられない

俺が見つけたすげーやつは,絶対成功させてやる。いや,一緒に成功してやる。 自分の中にぎらぎらしたものがない。触媒的な自分の性質。はたして,これが本当なのだろうか。そもそも成功ってなんなのだろう。すげーやつってどんなやつのこと。考えることと行…

世界を良くするための仕組み

何か今は希望に満ち溢れているのつづき。動的で,自立分散的に問題解決を促すインセンティブを生み出すシステムについて具体的に考えてみる。 何か仕組みを作る際には,いつも何かの要因を考慮に入れ損なう。それが,クリティカルな要因に成長すると,システ…

何か今は希望に満ち溢れている

今,未来が待ち遠しくて仕方がない自分の気持ちはまるで小学生,中学生のころのようだ。 人生の終わりまでまだまだ時間が長い。今の成長曲線で成長し続けるとどうなるのか,楽しみでしょうがない。自分はこれから,何でもできる可能性を秘めている,と思えた…

35歳くらいがゴールのためのスタートか

金融という道具が独り歩きした結果,現在の資本主義の仕組みに疑問を持つような,この時代に生きていてよかった。変化が生じるということはチャンスが多くあるということだ。そして,その渦中ではなく,多くの選択肢がある状態で変化に望むことができる有利…

金をまわすことで金を儲ける人たち

金融商品という道具を用いて、お金からお金を生み出す人たち。その欲望がサブプライムローン問題の一因であることは間違いないだろう。金を生み出すことは手段であり、金を使って何かをすることが最終目的であるはずだ。だが、金から金を生み出す過程で、手…

できるやつとできないやつの境界は何歳ごろに感じ始めるのかな

自分をできるやつとみなすか,できないやつとみなすか,ここには大きな壁があると思う。自分をできるやつと思った人は伸びるし,できないやつと思った人は,伸びないからだ。 大事なのは,今はできなくても,できるようになると思うこと。何と比べてできない…

「働く」なかで10000時間続けるには

あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則 というエントリーより。 成功する人は何かを成し遂げるために(ある技術を習得するために)おおよそ10000時間の汗を積み重ねたらしい。日本人の平均年間労働時間を約2000時間とすると,5年間で10000時…

日常の速度−ネットと日本と,オーストリアの会社と

シリコンバレーでは,体感7倍速で,物事が進んでいるらしい。つまり,7倍速で環境が変化していっているということか。自分の環境を振り返ると,ネットを少しずつうまく使うようになって,日本に比べてネットのあちら側は2倍速,リアルの世界はヨーロッパの私…

ヨーロッパの田舎町に住むこと

今日は日記風に書いてみる。「この街では正しいことが正しく行なわれている」(この街とはパリのこと)と梅田望夫さんは今北純一×梅田望夫「欧州の真の力強さとは何か」の中で述べておられるが,時間の進み方という点では,日本と比べてヨーロッパはゆっくり…

ブログにおける文章の検討

気付くとカウンタが2000を超えていた。今までは,将来の自分へのメッセージ(今の自分がいかに未熟か,どんなことを考えているのか)とOUTPUT志向の日常を過ごすための刺激として書いていた。今後は,見知らぬ人に読んでいただいているということを意識したO…

あと2年だな

2008年11月1日,23歳まであと14日,シャワーを浴びているときにふと思った。あと2年だな,なにかアクションを起こすまでには。それが何かは今はわからない。そんな漠然としたものだった。オーストリアという非日常の地で暮らしていて,少しずつ起きていた内…