研究

研究において学生を成功に導くアドバイス

『Ullman先生からのアドバイス』Leo's Chronicle 学生は何を必要としているか 学生がなるべく早く、論文を読んでいるだけの状態から抜け出し、自分自身のアイデアを生み出せるようにすること。確かに、たくさん論文を読まないと分野の知識を得ることはできな…

参考文献の探し方

1.その分野の権威の先生に参考文献リストをもらう 2.Google Scholarでキーワードと著者より文献を検索する 3.Abstractのみを読んで文献をカテゴリー分けする 4.読むべきものを流し読みする(先生にもらった参考文献+自分で探したものの中で)読み方は以…

行政とトランザクションコスト−権限の移譲度を取引費用で評価する

『日本の未来が見える村−長野県下條村、出生率「2.04」の必然』NBonline 地方自立政策研究所役割分担明確化研究会が著した『地方自治自立へのシナリオ』(東洋経済新報社)には興味深い例が出ている。「特殊教育設備整備費補助金」という国の補助金。実際の…

システムを設計する際に必要なこと

In/Out ・変数の定義 ・変数に影響を与える因子の定義Function ・変数を媒介するものの流れIn → f(x) → Out f(x)はいくつかのサブシステムに分解できるサブシステムの集合が全体のシステムの挙動を表す場合とそうではない場合がある。 1.部分の集合が全体に…

研究の方法論

『教授からのメッセージ』 困難だけれどもうまくいけば大きな仕事になるテーマ(松)、確実に論文になることが狙えるテーマ(梅)、この中間的な性質を持つテーマ(竹)を持つことをお勧めします。どれかがうまくいく筈です。ここで大切なことは、うまくいっ…

文献管理ソフト

比較 Papers:Mac専用 Sesame:web上で管理 Ref for Windowsその1 Ref for Windowsその2 Zotero:firefoxで利用可 解説 Sente

問題を予防する仕組み−考察

問題を予防する仕組み(問い)で仕組みで問題を予防することは可能か,ということに立てた問いの答え。『End of the Financial World?』ウォールストリート日記 今回の金融危機を乗り越えるために重要なことは、以前から書いている通り、ウォールストリート…

世界を良くするための仕組み

何か今は希望に満ち溢れているのつづき。動的で,自立分散的に問題解決を促すインセンティブを生み出すシステムについて具体的に考えてみる。 何か仕組みを作る際には,いつも何かの要因を考慮に入れ損なう。それが,クリティカルな要因に成長すると,システ…

何か今は希望に満ち溢れている

今,未来が待ち遠しくて仕方がない自分の気持ちはまるで小学生,中学生のころのようだ。 人生の終わりまでまだまだ時間が長い。今の成長曲線で成長し続けるとどうなるのか,楽しみでしょうがない。自分はこれから,何でもできる可能性を秘めている,と思えた…

やりたいことが10個あったとして結局できるのは2つか3つ

なぜできることが2つか3つに限られるのか。それは10000時間の法則に関係があるのかもしれない。もし,10000時間を3年で達成しようとすると,一日約10時間を費やすことが必要だ。だが,なぜ10000時間も費やすことが必要なのだろうか。知識の習得を(1)調べる (…

35歳くらいがゴールのためのスタートか

金融という道具が独り歩きした結果,現在の資本主義の仕組みに疑問を持つような,この時代に生きていてよかった。変化が生じるということはチャンスが多くあるということだ。そして,その渦中ではなく,多くの選択肢がある状態で変化に望むことができる有利…

システム−仕組化の根本的問題と自分が学ぶべきもの

抽象的な話だが,システムを考えるときは前提条件・目的にそって考慮すべき情報量を絞っていき,モデルを構築する。モデル化すると,扱うべき変数が少ないため,一致する場面が多くなり,より一般的に議論することができる。問題は,そぎ落とされた情報の中…