何か今は希望に満ち溢れている

今,未来が待ち遠しくて仕方がない自分の気持ちはまるで小学生,中学生のころのようだ。
人生の終わりまでまだまだ時間が長い。今の成長曲線で成長し続けるとどうなるのか,楽しみでしょうがない。自分はこれから,何でもできる可能性を秘めている,と思えたからだろうか。

先が長いから,非日常の環境にいるから,将来の自由度が高いから,やりたいことが見つかりかけてるから,「違うもの」と「違わないもの」を知れたから,夢を再発見したから。いろいろな理由が考えられるが,要はやりたいことと知りたいことがたくさんある,つまり人生に恋しているから,希望が満ちているんだろう。人生を愛するところまではいっていない。まだまだ,下心がいっぱいだ。

知りたいこといえば,例えば文化の違いがある。すべてを知ることはできないが,今自分が知っているのは,日本というアジアの一つの国と,ヨーロッパの一部の国だけだ。もちろんすべてを知ることはできないし,知ったつもりでも知らない部分はたくさん残っている。でも違いうものと違わないものをしることは面白い。

では,なぜそんなにたくさんのことを知りたいんだろう。たぶん,それは目的があるからだ。ものすごく漠然とした言葉で言うと,自分はシステム(仕組み)を良くすることで世界をよくすることに携わりたいと思っている。

システムをイメージさせるキーワードを並べると,動的で,自立分散的に問題解決を促すインセンティブを生み出す,といったところか。例えば,絶対王政から議会制に移行する際に,制度の柔軟性は向上しただろう。(こんな高校程度の例しか出すことができない自分が恥ずかしい。)人間の欲望が際限なく少しずつ変化しつづけるウィルスのようなものなら,そのウィルスをうまく制御して活かす仕組みを作ってみたい。