学部3年生からの研究室訪問−研究室と学生のマッチングのために

4月は,新入生を迎える季節だ.新4年生をリクルートするときに課題となるのが,研究室とマッチする学生を集められるかだ.

この課題を解決するために,大学の授業として3年生の後期に研究室周りをかねた課題解決型プログラムを授業の一環として取り入れてはどうか.具体的には,10月〜12月までの3ヶ月間,1月ずつ違う研究室を3ヶ所まわる.その際に,一研究室につき一つの課題を所属するM1とチームで解決する,というものだ.

目的は,マッチングの向上と,受け入れる側の学生の研究指導力の向上だ.

考えられる問題としては以下のものが考えられる.
1.研究室側の受け入れ態勢の不備
2.受講学生(3年生)のコミットメントの不足

1.は指導教官のコミットメントをとること
2.は授業を選択制にすることで,コミットメントする気のある学生にターゲットを絞ること
で解決できそうだ.

と,ここまで書いた時点で,自分が3年生のときに似たような授業を取ったことを思い出した.それは半期で一つの研究室に所属し,課題をこなすというものだった.一つの課題をこなすか,3つを比較するか,どちらを優先すべきか,という点は議論の余地がある.

ひとまず,思いつきだけで行動せずに,自分の歩いてきた道を振り返ってみることも忘れずにいたい.