Workshopの気づき−議論が錯綜するのはどの言語でも同じ

ワークショップで議論をする際に,問題の原因をまず列挙しようと話し合っているはずなのに,いつの間にかその解決策について話し合っていることがよくある。今は問題を列挙する,次に,軸を見つけて整理する,整理したら漏れがないか確認し,解決策について考えてみる
問題原因整理のフレームワークでも書いた)というように,誰でも進行役ができるようにワークショップの進め方のフレームワークを作っても,その進め方に沿ってグループの話題をコントロールするのが難しい。一つの問題が見つかるとそれに固執してしまいがちだ。

まずは,一つのことに集中して話をすすめ,それが終わったら次に進むというほうが,繰り返しが少ないので短時間で話が終わるはずだ。議論を進める上での問題点が言語の構造によらずに日本にいた時と一緒だということは,当たり前だが,面白い。