情報

起業の難しさ−失敗すると雑務にまみれるのか?

『グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている』 「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Sergey Brin, Co-Founder & President of Technology, Google, 2005)あれだけ世の中にインパクトを与える会社を成功させたのは運…

遠い未来については見通せる−難しいのはその正しいタイミングで自分がそこにいること

グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan エンジニアはそこそこ遠い未来についてはおおむね正しく見通すことができる。この意味で、正しいことを言うのは簡単だ。問題は、それが本当に実現さ…

会社は必ずしも人を所有する必要がなくなる

『Better Than Owning』The Technium Free things don't generate strong feelings of ownership. Gifts do, which we think of as "free," but our sense of ownership is related to their "replacement costs" – how much they would cost us to buy else…

自分時間の20%以上は自分価値向上に,16%はいざというときのための時間に

『日本電産が脱帽した最強の中小企業(2)〜“5つの数字”で問題発見』NBOnline 「余裕があれば、『どうしても間に合わせてほしい』という急な要望にも応えられる。そうしたお客さんは、多少割高でも納得してくれるから、利幅も取れるし、『エーワン精密なら急…

文献管理ソフト

比較 Papers:Mac専用 Sesame:web上で管理 Ref for Windowsその1 Ref for Windowsその2 Zotero:firefoxで利用可 解説 Sente

ブログの書き方

『「AMNブロガー勉強会」を終えて(スライド公開)』シゴタノ! ・「30分で書けないということは、インプットが足りないということ」 ・未来の自分へのメッセージは,関連エントリーを探すときに活きてくる ・「書きかけストック」を蓄積していく=記憶の掘…

もうクラウドコンピューティングはそこまで来ている−クラウドナレッジはどうなのだろうか

『ローカルのストレージはキャッシュとして機能“すべてクラウド”も間近!? 「ZumoDrive」を使ってみた』 クラウド化の一番の障壁は,アクセス速度と信頼性だった。しかし,上記アプリではコンピュータのフォルダを扱うかのごとく,サーバー上のフォルダを扱え…

所有という幻想−所有権の次に価値とみなされるものは何か

『所有という幻想』池田信夫 blog資本財に完備市場があれば、設備を企業が所有する意味はなく、必要なときだけ借りて使えばよい。そんなことは普通の資本財では不可能だが、インターネットはそういう世界を実現しつつある。今後100年を考えると、おそらく近…

2009年,出会いたい人

出会いたい人は梅田望夫さんだ。そもそも会ってどうしたいのか,その目的は ・10年後世界はどうなっていくのか ・今23歳の自分がその10年後の世界,33歳になったときに社会に有意な人たるためにはいまどしたほうがよいのか 話をしたいからだ。そういえばネッ…

手順と方法の違い−手順化すべきか,手順化が適切かを問う必要

『経験と方法』DESIGN IT! w/LOVE 方法自体を使えるようになるのに、まず経験がいるし、経験なしでは方法そのものを理解できないし、使えないということが多い『デクステリティ 巧みさとその発達/ニコライ・アレクサンドロヴィッチ・ベルンシュタイン』DESI…

プロとアマの違い−プロの要素は世界共通

プロとアマの違いについて以下のエントリーで面白い比較表が挙げられていた。『宴の支度 (3) 小さな変化からすべては始まる。「プロ」と「アマ」の13の違い』Lifehacking.jp プロ_____________________________アマ 1. 人間的成長を求め続ける _______1. …

アハ!ピクチャーラボ

アハ!ピクチャーラボ 茂木健一郎のクオリア日記アハ!ピクチャーラボこれをDSiのソフトにして売ると面白いかもしれない。

トイレのきれいさがその会社の生産性を表す

昔,何かの講演会でこの話を聞いた。その人が言うには,「つぶれる会社はトイレが汚い」という話だったが,この話は工場の生産性にも拡張できるのではないか。 トイレがその会社の(工場の)生産性を表す理由は ・客が入らないところで ・すぐに汚くなりうる…

ホワイトカラーの生産性

ホワイトカラーの生産性が低いと言われてきたが,自分はそれを端的に表す指標をまだ把握できていない。 例えば, 新たな「失われた10年」が始まるで,客観的な指標が出ていたが,非製造業と製造業を設備投資効率(有形固定資産:建物,機械,土地などに対す…

SNSは統合されるのか

Meebo、MySpaceとFacebook双方のIMを橋渡し今のSMSの数は多すぎる。いくつものSNSを管理するユーザーは面倒臭いと感じるようになり,mixiなど一つのサイトが独占的である場合を除けば,1つに統合してほしいというニーズが出てくるのではないか。その一端がMe…

大作家は毎日同じ量を書きつづける

大作家は毎日同じ量を書きつづけるらしい。 例えば ブロガー必見! 文章上達のための 12 と1/2のルール[Lifehacking.jp] MORI LOG ACADEMY 2006年12月17日(日曜日)【HR】 時給毎日書きつづけることの効果は以下のものが考えられる。 ・字数で定量的に自…

ランディ・パウシュ教授。46歳−最後の授業

http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/ http://mediasabor.jp/2007/10/post_233.html彼が余命3か月ということを知らずにこの動画を見ていたら、どのように感じていただろうか。人は結局連続性の中で生きているということ。彼の伝えたかったものと、自分…

費用対効果で考える教育

教育における費用対効果についての2つのエントリー費用対効果教育 受験勉強とは違います――社会人のための「学習目標立案講座」既存の仕組みの中で同じアウトプットを得るためにインプット量を減らすことは問題ない。ただその次に,同じインプットでアウトプ…

オバマ次期大統領がネットで献金を集めた方法

ネットを通して献金を募ったオバマ氏の選挙戦略は有名だが,その具体的方法を知りたかったので,ネットで調べてみた。 支持者が献金するためには 1.オバマ候補のHPに行く 2.寄付金のボタンをクリック 3.個人情報などの項目とクレジットカード番号を入力 …

分業の効果とHRMの課題―全体の20%の人しか満足する仕事を与えられていない

人の文明が劇的に進歩しだしたのは,分業が始まってからだ。 『さあ、才能に目覚めよう』(マーカス・バッキンガム著:日本経済新聞社)によると,101の企業に勤める1700万人以上の従業員に「最も得意な仕事をする機会に毎日恵まれているか」というアンケー…

カーネギー 『人を動かす』   山口博 訳 D・カーネギー  創元社

一、 人を動かす三原則(p.60)(1) 批判も非難もしない。苦情も言わない 誰しも他人からの賞賛を望み、非難を恐れる。非難は何も改善しない。 どんな悪人も自分が正しいと思っている。 他人を矯正するよりも、自分を直すほうが得であり、危険も少ない。 …

できるやつとできないやつの境界は何歳ごろに感じ始めるのかな

自分をできるやつとみなすか,できないやつとみなすか,ここには大きな壁があると思う。自分をできるやつと思った人は伸びるし,できないやつと思った人は,伸びないからだ。 大事なのは,今はできなくても,できるようになると思うこと。何と比べてできない…

若者に付随するリスク―選ばないリスクは大きく,選ぶリスクは小さい

愛読させていただいているkaz_atakaさんのブログから3つの文章を引用(の引用)させていただく若者にはリスクが ないという人がいる。確かに、持っているもの(主として家族と地位)の大きさからみたら大人の決断におけるリスクの方が若いときのそれに比べ、…

【紹介】マーケティングの最小単位は「人」ではなく「機会」だ―市場における原子

マーケティングについては,本を1,2冊かじった程度の知識しかない自分だが,目の前の霧が晴れるような視点を提供してくれるエントリーを読んだので紹介させていただきたい。市場における原子(ぜひ全文を読んでください)主張されていることを一言で言うと…

「働く」なかで10000時間続けるには

あなたも「天才」になれる? 10000 時間積み上げの法則 というエントリーより。 成功する人は何かを成し遂げるために(ある技術を習得するために)おおよそ10000時間の汗を積み重ねたらしい。日本人の平均年間労働時間を約2000時間とすると,5年間で10000時…

梅田望夫さんがネットで行ったこと‐「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」の書評をめぐる事実分析

梅田さんのTwitterでブクマコメについてコメントに関してwebのあちら側で議論が活発にされている。印象的だったのは,梅田さんの言葉の「意図」に関しての話題が多いことだ。まるで,哲学者の言葉を解釈するかのように。(それは言い過ぎか)書かれた文章で…

梅田望夫さんがネットで行ったこと‐「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」の書評をめぐる事実分析

梅田さんのTwitterでブクマコメについてコメントに関してwebのあちら側で議論が活発にされている。印象的だったのは,梅田さんの言葉の「意図」に関しての話題が多いことだ。まるで,哲学者の言葉を解釈するかのように。(それは言い過ぎか)書かれた文章で…

The 39th St. Gallen Symposium

おもしろい取り組みを発見した。The 39th St. Gallen Symposium論文やプレゼンテーションを応募し,選ばれた200名の学生が2日間セッションを行う。応募テーマは"Revival of Political and Economic Boundaries"。その後,世界中の政界,企業,大学などから,…